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疑惑の渦巻のkazunのレビュー・感想・評価

疑惑の渦巻(1949年製作の映画)
3.4
デパートでついブローチを盗んでしまったアンをある男が庇う。精神的な病を催眠術で良くするというので毎日通うが男にはある企みがあった。

印象的なシーン
・催眠術ですっきり
・コルボを悪く言うテレサ
・ホテルのバーでわざとグラスを割る
・レコード保管庫
・テレサの死体に驚かないアン
・胆嚢手術のアリバイ
・鏡で自己催眠

「ローラ殺人事件」同様オットー・プレミンジャー監督とジーン・ティアニーの組み合わせ。

ジーン・ティアニーは可愛らしくて夫じゃなくても守ってあげたい感じ。

コルボを演じるホセ・ファーラーのいかにも腹に一物ある感じが上手いです。

夫ビルが途中で諦めたらおしまいなのでコルトン警部補との電話の場面では焦りました。

コルボは胆嚢手術を延ばしていたのが仇になりましたけどアリバイの為に延ばしていたという事なんですかね?めちゃくちゃやん…。

夫ビルもよく考えたらテレサの診察の内容は警察案件なのではと思いました。

催眠術と犯罪というテーマが面白かったです。
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