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サン・スーシの女のmamのネタバレレビュー・内容・結末

サン・スーシの女(1982年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭でのルパート射殺から始まる、マックスの過去の物語。

反ナチスの出版社を経営する夫の勧めでパリに亡命するエルザと彼ら夫婦に引き取られたユダヤ人のマックス坊や。

ゲシュタポに捕まり収容所送りとなった夫の釈放の為とはいえ、憎きナチス側の人間ルパートと寝るなんて...。エルザも浅はかだなと思ってしまった。

何かとお世話してくれるモーリス、いい人だったのに。

いくら恩人夫婦の為とはいえ、ナチスへの恨みがあるとはいえ、即射殺する程のルパートへの憎しみが伝わらずちょっとわからなかったかな。
キスリングを贈るほどの愛する奥さんも居るのに...。

43歳という若さで逝ってしまうロミー・シュナイダーの遺作。
そしてチョイ役のジャン・レノのデビュー作。
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