サン・スーシの女の作品情報・感想・評価

『サン・スーシの女』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

一人二役で挑んだロミーにとって辛い遺作

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📍あらすじ
男はパラグアイの大使にドイツ語で問いかけ、銃を向けた。男の正体は人権…

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4.4
2024年の再見4本目。 初見から10年。 ロミー・シュナイダーが好きなので、ご遺作でちょっとヨレっとしている彼女でも好きだけど、これ以上年齢が上がっても・・・と思ったりした。
ケッセルの原作をジャック・ルーフィオが監督した、ロミー・シュナイダー最後の出演作品。ナチ政権下での悲惨な暮らしを描く。ネオナチの一員にジャン・レノ。
つよ
3.5
人権委員の男が大使を殺害。
裁判と、ナチス統治時代の昔の話。

ロミー・シュナイダー、若くしてこの作品が遺作。
この作品に関わる前に最愛の息子を事故で亡くしたとのことで、ストーリーの悲惨さと、ジャケのシーンのロミーの涙が心を打つ。
ラストのテロップかなり衝撃。

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nancy
4.0

 ロミー・シュナイダーは、アラン・ドロンと共演後、お二人は結婚寸前までいった。結婚したのか、記憶が曖昧。
 ロミーは44歳で亡くなっている。遺作となった映画『サン・スーシーの女』を観た。   
 こ…

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初老のユダヤ人マックス(ミシェル・ピコリ)の回想の形で進行する復讐劇。ベルリンで父を殺されパリで育ての親を殺されたマックス。育ての親(父)はユダヤ人ではなかったが反ナチス人権派ゆえ収容所に入れられる…

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「Back to 84 映画マラソン」1984年3月公開作品。人権擁護運動組合の会長マックスはパラグアイ大使に「エルザとミシェルを覚えているか」と尋ねた後に大使を射殺。逮捕されたマックスは公聴会でか…

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ナチス復讐モノ。なんとも後味は悪いが、ロミー・シュナイダーに圧倒される。
哀しい。
報われない。
あれだけ必死に待っていたのに。
それを健気に支える男。
つけ込むナチスの男は戦後もいい役職についてい…

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原題『La passante du Sans-Souci』(1982)

監督:ジャック・ルーフィオ
脚本:ジャック・ルーフィオ、ジャック・キルスネル
撮影:ジャン・ペンゼール
編集:アンナ・ルイス…

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