ねるねる

スリーデイズのねるねるのレビュー・感想・評価

スリーデイズ(2010年製作の映画)
3.5
シリアスなラッセル・クロウ全開。特にリーアム・ニーソンとのショットは演技派二人の息詰まる緊張感で、重厚で贅沢なシーンだった。

後半の逃亡劇は心臓に悪い。現実的に考えるなら夫婦共に監獄行きの最悪の予想しかできないから。
最後まで妻の冤罪に含みを持たせた脚本が秀逸。それによって脱獄・国外逃亡の正当性が生きてくる。後で気付く伏線の張り方も上手い。
ドン・キホーテになりきれるか?人間の善悪を問うハギス監督らしい作品。
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