のんびり映画

殺しのドレスののんびり映画のネタバレレビュー・内容・結末

殺しのドレス(1980年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

デパルマの映画で1,2を争うほど面白かった。
序盤は欲求不満の主婦が男を引っ掛けようとする話で、女性目線のエロティックサスペンスなんて感情移入しにくそうで困惑したけれど唐突に主役の主婦が殺害されてしまう。 主役が事件を目撃した売春婦に交代しサイコサスペンスに様変わりしてからは演出も冴えていて最高。途中で主役が殺害される展開だけでなくエレベーターでの殺害シーンは音楽まで「サイコ」にそっくりだった。
殺人シーンの唐突さを際立たせるために浮気相手が性病だったり、パンツをタクシーに忘れてきたことを思い出す描写があったけど、観終わってから思い出すと笑える。