ホワイトロリータ

夜顔のホワイトロリータのネタバレレビュー・内容・結末

夜顔(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

昼顔を見て続編が気になりレンタル🌃



老紳士のアンリはコンサート鑑賞中に38年前を最後に別々の人生を歩んだ親友の妻(セヴリーヌ)を見かけ、彼女を追いかける。

街中の小洒落たバー、マスターから彼女の宿泊する高級ホテルを突き止め、翌朝会いに行くもすれ違う。

38年前の秘密を話そう、そう言ってセヴリーヌをディナーに誘う。

年を重ねても皮肉に富んだ話し方に贈り物、本心の見えないアンリに「私は貴方が知っている以前の女ではない」と冷静に諭すセヴリーヌ。

結局事実はわからないまま。
バッグを残し、感情のままに席を後にするセヴリーヌ。

アンリはセヴリーヌのバッグから金を見つけ、それをウェイターにチップとして渡した。

ウェイターたちは声を揃えて言う「変わった方だ」


無言のまま食事しているシーンがリアル。
40年近く会ってなかった(セヴリーヌからしたら会いたくなかった)相手とだと、本当にこうなりそう。と想像出来た。


音楽がすごく合っていたのと、パリの街中や夜景がとても美しかった🌃
セヴリーヌのちょっとつれない、気高い雰囲気も変わらず素敵👠(女優さんは違う方ですが)

セヴリーヌとアンリの食事の仕方、女性へのエスコートもさりげなくて素敵💎


70分と短いですが、美しい映画でした🌹🥀