KMAY

THE WAVE ウェイヴのKMAYのネタバレレビュー・内容・結末

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から良い。独裁主義を教えようとした教師が教室を独裁組織に変えてしまう。教師も日頃の劣等感からどこかでリーダーを楽しんでしまう。
最初は立ち上がって発言し低血圧を治すことや足を踏み鳴らすことから始まるリアルさ。パンクや他クラスという共通敵がいたのも大きい
思えば元の学校の雰囲気や生徒一人一人は対照的に自由で個性的なキャラクターで描かれていた。
集会でネタバラシ的にこれが独裁だと授業に戻るラスト、パトカーでうなだれる主人公の恐ろしい何かに気づくような顔をするシーンが鳥肌もの。
民主的な学校など存在しない、と話す本人のインタビューも印象的。
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