このレビューはネタバレを含みます
実話をもとに作られたドイツの映画。
じわじわと恐ろしさを感じる映画だった。
「独裁政治なんてありえない」
生徒がそう言ったのは一週間前のことだ。
そこからたった一週間で独裁政治というものを目の当たりにすることになるというのが本当にこわかった。
多感な年頃の子どもたちであること、家庭環境が複雑だったり日々の鬱憤やストレスが溜まっている人ほど独裁政治に染まりやすいのかなと思った。
ウェイブという組織に属することで団結できる、仲間が出来るというのは孤立している人間からすれば魅力的だしな……
後半のティム怖すぎていきなり出てくるたび声出してしまった。