軽率

THE WAVE ウェイヴの軽率のレビュー・感想・評価

THE WAVE ウェイヴ(2008年製作の映画)
4.2
何かに属している、自分が正しい側にいると思えるってのは、たぶんすごく気持ちの良いことなんだと思う。そしてたった数日で手に負えないほど広がる。
だけどそもそもあなたたちは、何の思想も目標もないじゃない?って思ってたから一歩引いて見られたけど、それが"私たち"になるとわからなくなってしまうんだろうなー。民主主義でもというか、独裁者が自由や平等を声高に叫び、民衆がそれに熱狂するなら、民主主義だからこそ余計に独裁の後押しをしてしまう(多数派による独裁みたいな)ってこともあるわけかーという怖さがあった。
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