クリストフォルー

11人のカウボーイのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

11人のカウボーイ(1971年製作の映画)
4.1
翌年(1972)の「男の出発(たびだち)」の方が評価が高いようだが、本作のほうが西部劇の旨みを具えている。ジョン・ウェインが土俵際で踏ん張って、西部の男の最後の輝きを放ち、ブルース・ダーンが、西部劇らしい悪党の本領を見せてくれるおかげで、少年たちのウブさといじらしさが映える。黒人料理人(ロスコー・リー・ブラウン)の存在感も好い。
ジョン・ウィリアムスの音楽と少年たちの冒険譚は、こんなに早くからあったんだね。
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