まっと

犬神家の一族のまっとのネタバレレビュー・内容・結末

犬神家の一族(1976年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

昔祖母がテレビで見ていた八つ墓村がめちゃくちゃ怖くて、あれは一体誰のどのバージョンの八つ墓村だったんだろう……答えを求めるため私たちはアマゾンプライムに向かい犬神家の一族を観た

石坂浩二金田一は素直に変な人
人の中にいると居心地が悪そうなのに本人悪くなさそうだしめちゃくちゃ家に馴染んでるのに異物で変な感じ ここにいていい人の顔したここにいちゃいけない人……

最初の方の猟奇怪奇奇想天外などろどろした雰囲気がだんだんほどかれて湿っぽくなって静かに松子の死で執念が閉じるのとても格好良いです……こういう一族集合ミステリて関係者がどんどん死んでいくにつれ複雑に奇々怪々になっていくのと、なんとなく背水の陣になっていくのがありますが どっちのスリルも儚さもあってやっぱ日本最高峰の探偵小説はすごいな〜と思う ちゃんと自分でも手がかり追いながら読みたいな

そしてこの犬神家、猿蔵がめちゃ格好良いな!!
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