鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督によるバイオレンス・アクション作品。原作は同名コミック。(原作があるのを知らなかった・・・。)意外なことに国内Blu-rayが無かったのでDVDを購入して鑑賞。
「平穏な生活に紛れ込んだ"暴力"が、男の血塗られた過去の因縁を呼び起こす―――。」
ストーリーや設定が奇をてらったものでなくとも、監督がメガホンを取ればそこは唯一無二の「クローネンバーグ・ワールド」。具体的に「どこが?」と問われると「・・・雰囲気!」としか言えないのが、なんとももどかしい。分かりやすい部分だと「バイオレンス描写」なのだが、それだけでは説明できない独特な雰囲気があるんだよね、不思議。
余談だが、「ヴィゴ・モーテンセンってこの後くらいに『ロード・オブ・ザ・リング』出てたのかな?」と思って調べたら、『ロード・オブ・ザ・リング』の方が古くて、『王の帰還』が2004年なのに戦慄した・・・。