このレビューはネタバレを含みます
サイボーグ近未来SFアクション風刺S○○mbag映画の名作。
やたらニュースキャスターが脳天気に報道したり、核をゲーム化したり、メキシコと大規模戦争起こしてたり、同業者揉めどころか同業者同士の殺し合いになっちゃったり、極端なのに、完全に否定できない風刺が観ているこちらを鷲掴みにする。
ロボコップのボディースーツや愛銃のAuto9も当時の雰囲気を感じつつもなかなかにイカしている。
特にAuto9の、ベレッタの銃身長くしてちょっとゴツくしただけで生まれたあの凄まじいインパクト。素晴らしい。
クライマックスではズタボロ状態で自らヘルメットを外し、自身がまだ希望に満ちた父であり、人間であった頃のマーフィーとして復讐に燃える姿にはカタルシスすら感じた。
一見ただのB級ゴアアクションにみせて、一筋縄にはいかない、作り込みの細かい作品。