Sankawa7

ロボコップのSankawa7のレビュー・感想・評価

ロボコップ(1987年製作の映画)
3.6
WOWOW特集にて録画視聴

久しぶりに見た❗カルト的人気を誇る作品だけあり見所が多い。全般悪役のクオリティが低いとかヒロインがあまり可愛くないとか(ごめんなさい🙇‍♂️)B級感に満ちあふれているものの、ロボコップの造形とかメカニックアクションシーンなどには手抜きのない素晴らしさ。

作品が公開された時からロボコップの造形は日本のヒーローものやアニメを参考にしてると言われており、日本のマニアたちもよくここまで実写でやったなぁと唸らせるようなバズり方だったと記憶、一方どうしても解せないのがあれだけ重装備でしっかりと防御固めているにもかかわらず何故か口の部分だけがむき出しなところ、何か理由について解説があったような気もするがあそこだけはどうしても日本人的には違和感😢

その他ディストピアの中で警察が民営化されておりそのために一企業が警察権を支配してしまうところなど現実のアメリカの軍産複合体などを揶揄している面もあり刑務所の民営化などにも警鐘鳴らすような深い考察があったと思うがいかんせん悪役のクオリティ低すぎた、、、ところが
❗驚いたのが最後の方化学薬品で悪役が肌が溶けて化け物みたいになってしまうところ、ここだけは手抜きがない造形がなされておりマジでびっくりした❗

ロボコップの装備自体も民間企業の製品であるためセキュリティーロックがかかっているというのが一つのポイントになっているが、最後はあることでそれが解除されるところがさすがIT大国となったアメリカ的な考えだなぁと思った。粗も目立つもののカルト的名作としては評価すべき点が多い、ストーリーそのものよりも幾つかのパートでの表現が極めて優れた作品だと思う
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