FREDDY

ロボコップのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

ロボコップ(1987年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ポール・バーホーベン監督がピーター・ウェラーの主演で制作したSFアクション『ロボコップ』シリーズの第1作である本作は、民営化によって経営権を得た巨大コングロマリット企業・オムニ社が運営を担っていたデトロイト警察西署に転任してから間もなく、新たな相棒アン・ルイスとともに"警察殺し"で指名手配されていたクレランス率いる犯罪組織を追跡し一味のアジトに潜入したところ一斉射撃を浴び瀕死の状態に陥るも、オムニ社の会長であるオールドマンが推進する未来都市「デルタ・シティー」の開発事業を巡り野心を募らせていた社員のモートンが画策していたプロジェクトによって、街の治安を守る警察ロボット『ロボコップ』として蘇ったアレックス・マーフィ巡査が、犯罪都市と化したデトロイトで犯罪撲滅のため日夜任務にあたり街の治安を回復させるも過去の記憶が断片的によみがえり困惑していた中、自身を瀕死状態に追いやった犯罪組織の1人と遭遇したことを機に署内のモンタージュ写真から忘れていた記憶を導き出しクレランスの逮捕に奔走したことで対峙することとなった、犯罪組織の"黒幕"であるオムニ社の専務リチャード・ジョーンズとの戦いに挑んでいく様が描かれた作品となっているのだが、本作は87年制作の作品なので当然ながら今観てしまうと映像に時代というものを感じてしまうことは否めないが、やはり何度視聴してもアレックス・マーフィがクレランス率いる犯罪組織の斉射を浴びるシーンの衝撃は相も変わらずといったところですし、ロボコップのマスクを外した時のヴィジュアルもしばらくは目に残るものがある。そして内容こそはわりと薄くて単純なものだが下敷きとなる設定は面白く、マーフィがロボコップとなり犯罪を撲滅していく様も最後まで楽しめました。
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