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ブレイブハートのKeyのレビュー・感想・評価

ブレイブハート(1995年製作の映画)
4.0
フリーダーム!!!!
このシーンが観たくて久しぶりの鑑賞。

1280年スコットランド。
英国王エドワード1世との話し合いに向かった農民の父と兄は、無言の帰路についた。
まだ年端もいかないウィリアム・ウォレスは
叔父に引き取られ、村を出ることになる。

冒頭から胸を打たれます。
葬儀のシーンではスコットランドの音楽が切なく
胸に響く。
叔父は厳格な人で「まず頭を使うこと、それから剣だ」と教えてくれます。
いい叔父さんで良かったぁ。。

それから年月が立ち成長したウォレスは村に帰ってきた。
そこで幼い頃に一輪の花をくれた、女の子に再会する。
美しく成長した彼女に一目で恋に落ちるウォレスだったが、エドワード1世が復活させた
「結婚初夜権をその土地の領主が貰う」という
とんでもない法のために、
誰もいない森の中で隠れて結婚する。

しかし、幸せな生活は長くは続かなかった、、

愛する者を失ったウォレスの目から光は消え去り、感情無くただ復讐に身を委ねる。
誰でもそうなるよね、、あの感情をシャットダウンした目のメル・ギブソンの演技には鳥肌が立ちます。

不満を持っていたスコットランド人達は彼の行動に共感し集まってくる。
反乱軍は日に日に大きくなり、ついにイギリス軍と戦うことになる。

統制のとれた軍に敵うわけない、死んだら元も子もないと悲観的な彼らに
ウィリアムは「スコットランドの子達よ。同じ血をもつ兄弟たちよ!自由の為に戦おう!我々の自由は奪えないと言ってやろう!!」と皆を鼓舞するシーンに私もウオォーー!!!!と
めちゃくちゃ上がりました^ ^

「人は皆死ぬが、本当に生きるものは少ない」

ウィリアム・ウォレスの言葉には信念があり、その行動は平民だけでなく貴族たちの心までも動かしていく。

そして
『Freedom!!』
決して屈することの無かった
彼の気高い信念に心が震え、熱いものが込み上げてきた。
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