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現代インチキ物語 騙し屋のニシのレビュー・感想・評価

現代インチキ物語 騙し屋(1964年製作の映画)
4.6
曽我廼家明蝶が受験の口利きのお礼をせびりに訪問した家で、まず男2人が座り(女性は茶を入れている)そこのカットバックが長いこと続く、リズム感はあるものの安定しすぎてて怖くなってしまったが、曽我廼家明蝶が立ち上がっていくと不安定な構図を手に入れる。増村の2人が向かい合って座ってる場面をどう処理しているのかを今後も見ていきたい。税務署の徴税の場面で全く必要のない内儀さんを丁寧に映すところに増村の優しさを感じた
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