ポルりん

仮面ライダー世界に駆けるのポルりんのレビュー・感想・評価

仮面ライダー世界に駆ける(1989年製作の映画)
2.7
ジャーク将軍
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『我々の力では仮面ライダーブラックRXには勝てない(断言)から、RXに進化する前のブラックになら勝てる可能性があるじゃないかと思い(弱気)、過去のブラックを抹殺しようとしたら、未来からRXが3人出現してフルボッコされた(;´д`)』

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 
余も 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

無理ゲーだとか地獄絵図だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ… (。´Д⊂)」




本作は仮面ライダーブラックRXの短編映画である。

てつをの体を張ったかなり良いアクションシーンや、RXにやられた怪人を再び拝むことが出来るだけではなく、前作の「仮面ライダーブラック」に登場したキャラクターがいたりと、中々に見所がある作品だ。


しかし、本作の最大の見所はブラック、RX、ロボライダー、バイオライダーが共闘する事であろう。

これの何が凄いかって、仮面ライダーブラックが進化した姿がRXであり、ロボライダーとバイオライダーはRXの特殊形態、つまり全員同一人物である。

本来なら4人が揃うことはないのだが、本作はタイムパラドックス系であるのでこれを可能にしている。

因みに過去の世界にどうやって移動した手段は不明である。

まあ、キングストーンやらいつもの奇跡が起こって過去の世界に行ったんだろうけど、どうやって未来のてつをはこの危機を知ることが出来たをだろうか…。

私としては怪人達がチートライダー達にフルボッコされる場面を観れて清々しい気分になれたが怪人側で考えるとフリーザ以上に絶望したであろう…。

ブラックは置いといて、RX、ロボライダー、バイオライダーが余りにもチート過ぎる。


RX

・攻撃を食らっても太陽のエネルギーがあれば全快する

・敵をほぼ一撃で殺す剣を装備

・敵の弱点を把握や透視する目を持ってる

・惑星の爆発に耐えられる耐久力を誇る。

・コンマ1秒を隙と言う反射神経

・宇宙や夢の中で戦闘可能

・精神攻撃耐性あり


ロボライダー

・RX以上の耐久力と800万℃まで耐えれる耐熱性

・炎や熱を自身のエネルギーにする事が出来る。

・機械を全てハッキングする

・射程無限で追尾能力があるのに高威力で弾数無限の武器を装備

・爆発系攻撃が効かない


バイオライダー

・ゲル化により物理攻撃などあらゆる攻撃を無効(臓器をもゲル化出来るので体内からの攻撃も効かない)

・サイズをミクロサイズに変化可能で敵を内部から破壊出来る。

・毒が効かない

・異空間から脱出出来る


などと、能力の一部を挙げたが中々のチートっぷりである。

1人でも絶望的な強さなのに、こんなのが3人+1人で襲い掛かって来たら…(´д`|||)


ストーリーは殆んど無いようなもので、所々ツッコミ所がありはするが、4人のてつを(ライダー)が怪人や幹部をフルボッコにする姿は中々に見応えがあるものであった。
ポルりん

ポルりん