アイコ

絞殺のアイコのレビュー・感想・評価

絞殺(1979年製作の映画)
3.5
実話ベースの作品との事。
前提として今よりずっと学歴が重視されてた時代なのかも…。

お受験の為に一家で引っ越しとか凄いし、恐らく自身もエリートなんであろう父親の発言がいちいちムカつくしイラつく。
父親のいいなりな母親は過保護のレベルを超えてんじゃないかってくらい息子にべったり。
過保護、過干渉が子供の将来を潰すのは時代が変わっても変わらないらしい。

ツッコミどころも多いけど今の日本映画にはない訴求力が魅力。

昔の映画のビンタシーンって真似(しかもリアルさゼロのコントレベルのやつ)なのに驚いた。
少ない登場人物の中で息子(主人公?)と同級生の演技力が群を抜く下手さに違和感感じたけど両者は新人なのだそう。
それだけ見た目が監督のイメージに合っていたって事はなんかね?と妙に納得。
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