このレビューはネタバレを含みます
アレクサンダー・ハーデゲン(ガイ・ピアース)は恋人のエマ(シエンナ・ギロリー)にプロポーズをするがその直後強盗(マックス・ベイカー)に殺されてしまう。恋人エマを救う為、タイムマシンを完成させ過去に戻り悲劇を回避するがまたしてもエマは死んでしまう。アレクサンダーは過去ではなく未来へと向かう。
恋人を救う為、タイムマシンを作るという導入部はいい。あっという間(劇中では4年間経っているけど、描写はすさまじく短い)にタイムマシンを完成させ過去に戻るがまたしてもエマは死ぬというのもいい。アニメ「STEINS;GATE」のように世界線をどうこうするのではなくなぜか未来へと向かう展開からよくわからなくなってくる。2030年に行くのもよくわからないし、80万年後に行って原始的な生活を営む部族同士の対立を描いたのもよくわからない。80万年後の世界観はタイムマシンを使わなくてもよくないかと思う。
タイムマシンが爆発してモーロック族が全員死亡、やったねエンドはあまりにも雑。
恋人エマにさっさと見切りをつけて、出会って数日のマーラ(サマンサ・マンバ)と一緒になって80万年後のわけのわからない世界で生きるエンドはあまりにも雑。
監督のサイモン・ウェルズはH・G・ウェルズの曾孫。