オーウェン

ソナチネのオーウェンのレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
4.3
終始淡々としていながらも、突如の暴力が上手い具合に収まっている。
特に沖縄に行った辺りから劇的に変化しているのがよく分かる。

落とし穴のとこの笑いのコントラストも非常に効いており、砂浜での紙相撲なんかはかなり良かった。

ビートたけしを筆頭に大杉漣や寺島進など俳優陣も皆巧い。
ヒットマンにチャンバラトリオの南方とは、完全に意表を突かれたキャスティング。

最後もこの手のものらしい締め。ラストの余韻がまた堪らない。
久石譲の音楽も強く耳に残る。
オーウェン

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