映画「NEXT ーネクストー」を観た。
２分先の未来が見える予知能力を持った男クリス。そんな彼の能力にFBI捜査官カリーは目をつけ、テロリストによるロサンゼルス核攻撃を阻止するため、クリスに協力させようとする。クリスはいつもレストランで見かける女性リズに声をかける機会を狙っていた。自分の予知能力を使って彼女と知り合ったクリスだが、彼女も事件に巻き込んでしまうことになる。そして嫌々ながらも核攻撃阻止に協力して行くってな話。
と聞くとなんかオモシロそうな気がしたんだけどなんだかなぁ～
原作は「ブレードランナー」の巨匠フィリップ・K・ディック。
彼の「ゴールデンマン」という小説が今回の原作らしい。
でもねー大味ってっていうか、いい加減というか、薄っぺらいっていうか…
でも、監督は「００７／ダイ・アナザー・デイ」も撮ってるリー・タマホリ監督。
ニコケイ、ジュリアン・ムーアやコロンボことピーター・フォークまで出ててなんだろうこのＢ級感。
頼むよ～タマホリ～
玉掘ってる場合かよタマホリ。
（以降多分ネタバレ）
未来が見える能力とクリス自身の身体能力は別のような気がするんだけどな～んか「マトリックス」みたいに銃弾避けたり分身の術みたいなことになったりなんでもアリかよ！と思ってしまう。
もうツッコミどころが満載過ぎる！そしてラスト2分前に
「なんじゃそりゃ！！」と座ってたイスからずり落ちる！
そこまではバラさないけどね。
昔「GAME」というマイケル・ダグラス主演でデヴィッド・フィンチャー監督の映画があったけどあの映画のラストみたいな感覚？
まさに「なんじゃそりゃ！」的なラスト。
まアリっちゃアリなラストなんだけど。
クリスが気に入った彼女口説くのにいろんなパターン試して一番リアクションがいいの選べるのはいいな。
次回作は頑張れタマホリ！（まだ言ってる）
（2008年05月30日レビュー転載）
