Shu

猿の惑星/キングダムのShuのレビュー・感想・評価

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
4.0
「猿の惑星/キングダム」をIMAXで観てきた。
SF映画の名作「猿の惑星」をリブートした新たな猿の惑星シリーズの4作目。旧シリーズからバートン版、新シリーズと全部観てます。
お話はなんやかんやあって300年後の地球。荒廃した世界で人類は言葉を失うほど退化して高い知能と言語を得た猿(エイプ)が地球の新たな支配者となっていた。猿のノアは自分のせいで村ごと別の猿軍団(日光じゃない)に襲われちゃったからさぁ大変ってな話。
「ゴジラxコング」から2週続けて猿映画鑑賞。前3作も猿の大河ドラマという感じで面白かった。
今回は2,3作目のマット・リーヴス監督からウェス・ポール監督にバトンタッチされたが予告での期待通り見応え充分で面白かった。
シリーズ中、一貫して描かれてる人間と猿たちの相容れない関係性は本作でも。実写にしか見えない目を見張るVFXの進化はすごい。その芝居の細かさ。猿たちの個性が出てます。
ところで新シリーズ1作目の「猿の惑/創世記」で確か宇宙ロケット打ち上げ、行方不明のくだりがあった気がするんですが今回でそれを回収して旧1作目に繋げるのかと思いましたが無かったことにされてるのかな…

スターウォーズで言えばep4です。
つまりここから初見で観てもほぼ問題ないです。ただし前3作観ておくとグッと奥行きは変わる。おぉー!1作目のあのシーンとリンクしてる!とか、あのマークは!とかなります。


ここからネタバレ


最後、エイプのノアと人間のメイの別れの挨拶で背に銃を隠したメイ。最後まで人間と猿は信頼し合えないのはなるほどなと思いました。ラカの退場は悲しかった。キャラが良かったので再登場を願う。あれで死んでないよねー
ただ終盤の展開。300年くらい経ってるのにあのシェルターの電源生きてるって。300年メンテなしで放置されたにもかかわらずすぐに使えるリボルバー。この手のシチュエーションの映画ってハリウッドは結構あるげどみんなそう。何百年も経ってほったらかしなのにすぐ使えるわけないだろっていつも思う。一気に冷めてしまう。
まぁ見応えはあったので次回作もあればもちろん観ます。
Shu

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