これは夫婦間の見えない「縺れ」なのか。
中盤泥沼でもがくように主人公がいろんなことをやってみてるけど、あんまり勇気がなくて結局なにもできなかった。
よからぬ想像をしてしまったから、自分もやってやる！って感じなのかな。
屋敷での交流が出ててくるとこまで、キューブリックの映画だったこと忘れてた。今回は要素弱めな気がしたけど（そんなことはないか）ああいうカルトちっくな変態は彼の凄みだなと本当に思う。
ラストの夫婦の会話は妻の方が潔くてパーン！ファックが必要！(!?)と終わったのは、なんかもっと話し合った方がよくない？と思ったけど、良かったんだね。夫婦というのはきっとそういう適当な強さがないとだめなのかも。
ちょっと唖然とした。
キューブリックの映画を見た感想とは思えないけど、なんかそわそわしてしまった。
ある意味、多くの人が見易い映画なのかなと思います。
ここから入ろう、スタンリー・キューブリック。
