再び謎の呪術師に
狙われた都、平安京の
守護者として挑むは
大陰陽師安倍晴明と
源博雅。日本書紀の神話
の世界へと誘われ…
「陰陽師2」
古の大陰陽師、安倍晴明に野村萬斎を主役とし、相方に源博雅（伊藤英明）を添えたコンビの鬼退治第二弾。真田広之さんに変わる敵役として、彼に匹敵する中井貴一さんを起用。また前作はキョンキョンがゲストであったが今回は深キョンと言う落ちにもならない美人ゲストです(^^)。また更にゲストがいて…
平安京に再び鬼が出た。高貴なる者達を襲い血肉を食らったのだった。そんな中、博雅は藤原安麻呂の一人娘日美子に惚れる。だが日美子には夢遊病の気があり、清明に相談が来ていた。また博雅は美しい音色を奏でる琵琶奏者須佐と出逢う。清明は幻角と名乗る呪術者と出逢う。そして…この3人が平安京に災いを起こす因縁の者達であった…。
須佐役の市原隼人くんが今回鬼となるキーマンの一人。ビジュアルが変わるのですが、当時の可愛い顔（若かったですね）から鬼となるのですが…年をとった今のキツい顔みたい…（笑）全体通して特殊メイクやCG合成はこの時代の邦画はキツいんだけとね…。それを演技でカバーできない。また深キョンもかなり難しいよね…軽いノリの時はまだしもシリアスなシーンでの演技はキツい…(T_T)
それを救うのは実は台詞量が一番か二番目に多い、中井貴一さん。流石に悪役もキッチリ余裕でこなしますね。後半は不気味一辺倒の芝居だから大変なはずなんだけど。
まぁストーリーがね…陰陽師と関係薄そうな日本書紀の神話になっちゃったのが、噛み合ってない気がするんですよね。どうせやるなら須佐之男復活より、ヤマタノオロチ復活にしてしまえばよかったのにね…派手だし。そうすれば、萬斎さんも踊りで勝負みたいにならなかったのに…なんかね…ラスト近辺のCGや合成の荒さにびっくりしながら…致し方無いかなと…。
萬斎さんは相変わらず飄々とした所が似合ってますし、ボケの相方博雅の伊藤英明さんと良いコンビだなぁと。伊藤英明さんは変わらず、巧いか下手か…イマイチ？（笑）
全体的な雰囲気はコンビふたりの緩い雰囲気が平安京と合っていて悪くはないけど何か突出する所がなくて…可もなく不可もない感じがイマイチなのかなと…。
