古田新太氏の顔の筋肉が、まだ重力に抗っていた時代の作品。
それはそうと今の子は、彼が若い頃、モテモテ金髪イケメンだったの、知らんのじゃろうのう…👴
公私ともに上手く行っていない中年サラリーマン小森が、電車で見掛けた〈痴漢冤罪でっち上げ自称元女優〉を衝動的にホームから突き落とし殺害。得も言われぬ充実感を得る。
それをきっかけに公私ともに上手く行きはじめた小森は、私的な死刑執行を継続。秘密を知った部下たちにカリスマとして祭り上げられ、その行為は〈小森死刑クラブ〉として拡大、暴走してゆく。
古田新太氏初主演のクライムコメディ。
2008年108分🇯🇵
『究極のストレス解消ムービー！』という売り文句だが、キラキラした表情で振りかざす自分勝手な正義には不穏な影がつきまとう。
現実か幻想か曖昧な状態での死刑執行、『これどっち？』と気を揉みながら観進めて、結局殺ってた場合は、スッキリというよりは鈍い嫌味が残る😨
時折小森の前に現れるイマジナリー師匠、モヒカンにティアドロップサングラスという個性的な出で立ちは、明らかにあのお方を思い出させる🚕
本当はああいうの、撮りたかったんでしょうかね？
その他、佐野史郎、有森也実、栗山千明など、豪華キャストの振り切った演技は見どころ。
ちなみに子役時代の前田公輝くんが小森家の長男役で出演。ファンの方は要チェック！😆
