Ayako

麗しのサブリナのAyakoのネタバレレビュー・内容・結末

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

オードリー・ヘップバーンのどこかお茶目なのに、凛とした美しさをぎゅっと詰め込んだクラシックなシンデレラストーリー。

身分差の恋を諦めきれない娘にやきもきするとっても現実的なお父さんが一歩間違うと浮世離れしすぎるストーリーを引き締めていた。
そんな父親をよそにどこか飄々としているサブリナの姿も印象的。

ストーリー設定としては、サブリナと恋に落ちる富豪一家の兄弟が二人とも年上すぎないかというところはやや無理を感じるものの、

見所は、スタイル抜群のオードリーにあったファッションの数々。
かのサブリナパンツとフラットシューズのブラックコーデに始まり、チェックシャツと白のショートパンツを合わせたセーリングルック、ライナスとディナーデートをするときに身につけていた黒のドレスと、50年以上たった今でも、シックな装いで、いいものは時代を経ても魅力的なのだなと改めて実感。

不朽の名作というに値する映画でした:)
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