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麗しのサブリナのsoumaのレビュー・感想・評価

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
4.0
“The Moon is reaching for me!”

初めての名作映画を観よう週間。

タイトルも知らなかったけど
宝塚大好きな女の子に
オードリー作品でおすすめしてもらった作品。

二人の男に揺れる女心的な
普通のラブロマンスかと思っていたけど
思った以上に素敵な作品だった。
ローマの休日に続き
女性が憧れそうなシチュエーションなのはとてもうまいなと。


屋敷の主の次男デイヴィッドに恋をした
屋敷運転手の娘サブリナの恋物語。
屋敷に住んでいる間は
見向きもされなかったサブリナが
イタリアで男爵の助言をもらいながら
自分磨きをして恋を実現しようとする話。

オードリー・ヘプバーンは言うまでもなく美しいけど
それだけじゃなくて
自分磨きの大切さ素晴らしさも教えてくれる作品。

このパリの男爵がとても素敵な人で
「恋をしてるとパイが焦げる」っていうのは
なんか素敵なセリフだった。

結末も結構意外だったんだけど
なるべくしてなったとも思えるし
とてもいいラストだったんじゃないかな。


■MEMO
サブリナパンツってこのサブリナが由来とは知らなかった。
それにしても、ジバンシィの衣装がすごく好き!
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