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火の鳥のRIOのレビュー・感想・評価

火の鳥(1978年製作の映画)
3.0
手塚治虫のライフワークとしていた「火の鳥」
ストーリーは古代ヤマタイ国が舞台 第一部”黎明篇”
市川崑監督で映像はそれなりに古いんだけど
時々出てくるアニメーションが最高!
海辺の景色も美しい

火の鳥 その血を飲む者は不老不死の命を得る

ヤマタイの国を治めるヒミコの弟が
スサノオで設定がかなりおかしいです
神様は関係ないかもしれません

猿田彦に若山富三郎 草刈正雄 仲代達矢 大滝秀治
ものすごい子供で元気いっぱいの尾美としのりがナギ
そしてもっと元気いいのがヒミコの高峰三枝子
由美かおるのウズメがちょっとカッコいい
とキャストが凄すぎ 
伴 淳三郎とか名脇役ももったいないくらい出てる
風吹ジュンが超かわいい

ヒミコが永遠の命を得ようと火の鳥を捕まえるため
使者を放った所から話が動き出す
人間の欲望は枯れることはない…

何かとナギをかばう猿田彦の姿に魅かれます
いつの間にか友情みたいのが生まれて
ナギは猿田彦を救いクマソの国に逃げる

天弓彦は射とめた火の鳥をヤマタイ国に持ち帰る
その血を一滴でも欲する愚かな人間のサガ
敵味方が入り乱れて血の雨が降る
ついに人間はお互いに殺しあって滅んでしまった

尊い死を包むその炎の中で火の鳥が甦る
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