かなむパパ

ジョニーは戦場へ行ったのかなむパパのレビュー・感想・評価

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)
3.8
1970年前後のアメリカンニューシネマ好きには、(個人的に)バニシングポイントと共に伝説的な1本。真夜中のカーボーイ、イージーライダーとかほどの評価はないから故に、(勿論有名な作品ではあるけど)知る人ぞ知る作品。
久々に(何十年ぶり)に観た。やはりカルト色が強い。あの時代だからこそ、カルト色がギリセーフかな…(一歩間違えれば、未来惑星ザルドス…)。
現実がモノクロで、思い出と夢の世界がカラー。戦争の悲惨さを、最もトラウマティックに描いている。…が、しかし…やはり日本の原爆や、チェルノブイリの悲劇を映画や映像で見てしまってる我々は…まだある意味別のテーマに昇華させた、ガープの世界の方が心に刻まれる。