黄色いレンガ道

天井桟敷の人々の黄色いレンガ道のレビュー・感想・評価

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)
3.5
ふ、普通に長かった...

ストーリーは特別面白いとは思えなかったけど、第二次世界大戦中のナチス占領下で作ったとは思えないほど人々の活気が溢れてて、衣装や舞台も華やか。芸術は抑圧されるべきではないんだという気概を感じた。

戦時だからなのか、”無言劇””パントマイム”という性質上のものなのか、結構大事なシーンを映さなかったり語らなかったりしてて(でも何が起きたか、言いたいかはちゃんと伝わる)画面以上の奥行きが感じられる作品だった。
撮影技法とか知ってたらもっと楽しめるだろうな。