『シーウルフ』は微妙だったけれど、こちらは傑作☆
132分の長尺も全く気にならない傭兵モノです!
主人公のキャラクタは、本物の傭兵マイク・ホアーをモデルにしたそう。
今ならば格好良く皆で生還するところを、バッサバッサ殺していく容赦の無さがリアルで恐ろしかった。。。
イギリスのとある富豪から依頼を受けた、元傭兵フォークナー大佐。
捕らえられ処刑される寸前のアフリカ某国の前大統領、リンバニを救出せよとのこと。
大佐は旧友や新人傭兵50人を集め、鍛え、現地へと向かう。
しかし、無事リンバニは奪還したものの、富豪の裏切りにより敵地に取り残されてしまった。
独裁政権側の軍隊が迫る中、大佐はリンバニや部下たちを救うため奔走する……
勿論薬莢ありリロードあり、爆発ありの迫力銃撃戦!!!
仲間が撃たれても先へ進むしかない。
敵に殺されるくらいなら撃ってくれ。
重くなるから死体は捨てろ。
『エクスペンダブルズ』ならチャック・ノリスだけで終わり兼ねない展開が、なんとももどかしく進んでいくリアルな描写がとにかく痛い。
即座に判断を迫られる大佐の焦りや悔しさも滲み出ていて、でも彼を信じて闘う旧友たちの思いもあって…
アクションも人間ドラマもきっちり描いた傑作♪
あ、旧友の1人はロジャー・ムーアでしたよ~