nago19

スタンドアップのnago19のネタバレレビュー・内容・結末

スタンドアップ(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

涙が止まらない。1988年の訴訟。この時代まだこんなことが?鉱山という職場と不況の中で男性の鬱憤も溜まっていたのかもしれないが酷い。集団でやることがまた卑劣。今ならこうすればいいということがこの時代まず言い出せない。レイプなら、誘惑したんだろう合意だろう、DVなら母親でさえ我慢しろ。さまざまな訴えや判決で法律や環境を作ってきたことをまざまざと思い出させる。原題、ミネソタ州の北の外れの町のことで都市部では少しはよくなっていたのかもしれない。スタンドアップという邦題がラストのシーンをそのまま象徴。立ち上がる勇気。
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