しゃわしゃわ

スタンドアップのしゃわしゃわのネタバレレビュー・内容・結末

スタンドアップ(2005年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

シャーリーズ・セロンはアクションから本作のようなシリアスな役、魔女系やセクシー系などなんでもこなせる女優さんだ。
二児の母親として炭鉱で働くジョージー・エイムズは、勇気ある女性として過去の苦しみをグッと心に潜めて立ち上がる。
ビル・ホワイト弁護士の法廷での"Stand up for your friend"に感動。また父親のハンクも立ち上がる姿も鳥肌もん。
ただ、前半〜中盤はちょっと間延び気味、後半になり、少し熱を帯びてくる。

〈記録用あらすじ〉
夫のDVから逃れて実家に戻ってきた二児の母親ジョージー(シャーリーズ・セロン)。彼女の父親ハンク(リチャード・ジェンキンス)との関係は良くない。
ジョージーはハンクの反対を押し切って彼と同じ炭鉱の仕事に就く。当時、炭鉱で働く女性は少なく、男性陣からは嫌がらせが頻繁に行われていた。ジョージーも性的な嫌がらせを度々受け、遂に彼女は立ち上がる。世界で初めてセクハラで会社を訴えたのだ。しかし、クビになるのを恐れた同僚の女性たちは味方になってくれなかった。
昔からの友人グローリーだけが応援してくれたが、彼女はALSという難病を患っていた。彼女の夫カイルの友人ビルがジョージーの弁護を請け負うことに。
父親ハンク、母のアリス(シシー・スペセイク)も次第に娘のことを理解していく。
会社側は彼女の過去の男性遍歴を持ち出し、息子サミーの実父が誰なのか?まで追及する始末となる。ジョージーは高校時代に教師にレイプされ、その時に身籠ったのがサミーであったのだ。実は当時の彼女の恋人であったボビー(ジェレミー・レナー)はそのレイプの場面を目撃していたにもかかわらず、隠そうとする。
ビルはボビーに激しくそのことを責め立て、事実を証言させた。と同時に多くの女性、男性人が遂に立ち上がった。
世界で初めてのセクハラ集団訴訟となった実話である。

WOWOW録画
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