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我等の生涯の最良の年のyasu555overseasのネタバレレビュー・内容・結末

我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

さっきアマゾンプライムで見ました。

1945年8月に第二次世界大戦が終結し、同じブーンシティ(架空の都市)出身のアル・スティーブンソン軍曹、フレッド・デリー中尉、元海軍のホーマーの3人の帰還兵がたまたま同じ軍用輸送機に乗り合わせて初めて知り合い、故郷に帰って来た3人が体を休めて、社会復帰するというストーリー。

昔のアメリカ社会や現代の社会で通じるように家族や恋人と無事に再会出来るか?
平穏な日常生活を送れるか?仕事探し、少ない収入と貯金、恋愛、飲みの付き合いとかの苦悩、葛藤の様をちゃんと描いてたのが最高に良かったです。リアリティーに表現されたヒューマンドラマ映画で素晴らしい作品です。

アル軍曹の息子が父親アルに "学校で原子力の事を習ったんだ 物理の先生が言ってたんだ 人類は共存する道を探さないといけない でなければ....." アルは"滅亡?" 息子は"そう 滅亡する 原子力がレーダーや弾劾ミサイルに利用されればその結末は・・・すべてを見たんだからパパならわかるよね" このセリフが良いセリフで気に入りました。
敵対してる国同士が原子力を搭載したレーダー付きの弾劾ミサイルを使わず、戦争せず、人類が手を組んで共存する道を探さないといけない そうすれば人類は戦争をせず、共存できるということ(同盟の日本やイギリスとか敵対国のロシア、キューバ、中国とか)でそういう意味合いなメッセージが込められているのではないかと理解しました。

戦争のせいで人は不幸になったり、不幸にならなかったり、結果次第ですが、戦争は人を変えることには何ら変わりはありません。

アルの家族が幸せに暮らせて、ホーマーは恋人と無事に結婚したシーンは現実にありそうでアットホームな結婚式で良いシーンでした

      受賞歴

アカデミー主演男優賞
1947年 · フレドリック・マーチ
アカデミー作品賞
1947年 · サミュエル・ゴールドウィン・プロダクションズ
アカデミー名誉賞
1947年 · ハロルド・ラッセル
アカデミー助演男優賞
1947年 · ハロルド・ラッセル
アカデミー監督賞
1947年 · ウィリアム・ワイラー
アカデミー作曲賞
1947年 · ヒューゴー・フリードホーファー
アカデミー脚色賞
1947年 · ロバート・E・シャーウッド
アカデミー編集賞
1947年 · ダニエル・マンデル
英国アカデミー賞 作品賞
1948年 · ウィリアム・ワイラー
Golden Globe Special Achievement Award
1947年 · ハロルド・ラッセル
ボディル賞 アメリカ作品賞
1948年 · ウィリアム・ワイラー
ゴールデングローブ賞 映画部門 作品賞
1947年 · ウィリアム・ワイラー