我等の生涯の最良の年の作品情報・感想・評価

「我等の生涯の最良の年」に投稿された感想・評価

アイムホームホーマーホーメスト。だが愛する人を抱き締めることもできない。その髪を撫でることすらできない。

家族との再会は微笑ましい。妻との距離がぎこちなくてもキスで全部もってく豪腕スティーブンソンさん。
キスで、全部、解決

愛する妻がねどこにもいないんですフレッド。


三者三様のただいま


プッチ神父…じゃなくってブッチおじさんが男前すぎるブッチのお店。ネオンも新調してるからぜひとも行ってみたい。

そして誰かと思ったら『疑惑の影』チャーリーズの片割れことテレサ・ライトじゃないですか👻
高いんだよなテレサ・ライト👻
センサー式だと4千円か…う~ん悩む👻

あまり見慣れぬ女優さん、マーナロイ。一目で分かる。なにこのオーラ。THE良妻賢母。良妻賢母が服着て歩いている(そりゃそうか)。調べたら良妻賢母役で有名なんだとか。やはりな。母と娘の関係がなんとも理想的であらせられる。



心って厄介なものだな。ホーマーの気持ちが痛いほどよく分かる。音楽がひたすらに優しい😢

フォークの印が危険の印。アルコールには飲まれるタイプのアルスティーブンソンさん🍺またやらかすんじゃないかってずっとハラハラしてた。観てるこっちが気を揉みっぱなし。

仕事も家庭もそのまんま予想通りに展開してくフレッド昼行灯。まったくもって見ちゃいられない😱



これは厄年じゃないか。どこが彼等の生涯で最良の年なのだろうか。




最良の年でした。

なんてこった。

人生に必要なものは何か、この映画にはそれがいっぱい詰まってました。

(TдT)

特にスティーブンソンさんちの親子関係に感銘を受けました。子供だからといって安易に逃げず、真正面から向き合ってきたからこそ、それを積み重ねてきたからこそのあの関係なんだなって。そう思いました。

第二次世界大戦の帰還兵の話を聞くのは少し複雑な気もしましたが、この映画が掲げる人生讃歌は素晴らしい。2時間50分という長丁場がもうね、ぜんぜん苦になりませんでしたよ。ええ。
(2日に分けて鑑賞したのは内緒)
Arisa

Arisaの感想・評価

4.0
第二次世界大戦が終わり、故郷へ戻った軍人3人を描いた名作!

3時間もの時間もあっという間にすぎ、
もっと彼らの人生を見ていたくなりました。
今まで見た映画のリストを作っています。レビューは後で記述します。

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦からの帰還。
心身ともに。
戦争体験で見失っていた以前の自分を取り戻して順応し、新たな一歩を踏み出すまで。

偶然、同じ輸送機に乗り合わせた三人。
それぞれの家に帰宅する様子や家族たちの出迎える様子が、実に興味深い。

デリーは、大戦下では大尉だったが、家は貧しく労働階級。結婚して20日の妻は実家におらず探すはめに。

アルは、大戦下では軍曹だったが、豪奢なマンションに妻と二人の子供たちと住み、絵にかいたような幸せな富裕層。

ホーマーは、大戦下では海軍の修理兵だったが、一戸建てに両親と妹という中流家庭。恋人のウィルマもいてリア充。ただ、義手ゆえの劣等感や周りに対する疑念は根深い。

それぞれのハッピーエンドで良かったね、なんだろうけど。
全く心に響かなかった。
なんということだろうか。
私が日本人だからかな。

アルについて。
アルが息子に"お土産"を渡すシーン。
「サムライの刀だ」
「日本の旗だ」
戦勝国である米国兵のアルが、亡くなった日本兵が肌身離さず持っていた『寄せ書きされた日章旗』を剥ぎ取って、戦利品として持ち帰っていたことよりも、"お土産"として息子に与えたことにショックを覚えた。
『寄せ書きされた日章旗』は、家族や親族、友人、恋人らとの絆なのだよ。
盗っちゃダメでしょう。還してよね。

さらに中盤で、アルは「沖縄で、上官から『あの丘を攻略しろ』と言われた」とも述べている。ハクソーリッジのことなのかな...と。
ダメだな。戦争しちゃダメだよってことしか伝わってこない。コレ反戦映画なの?

戦争終結の年
家族が揃った年
平和が戻った年
結婚した年
それぞれの最良の年。
ダンク

ダンクの感想・評価

3.5
アリの奥さんが一番かわいい。

この人妻の家の中での暮らしを観れるという要素だけでも鑑賞するに値する名作。
鶏糞

鶏糞の感想・評価

4.7
音楽がとにかく最高で画面と完璧にあった状態で物語が進むのが良すぎるし、この内容を1946年に公開できるアメリカという国の真の強さを思わずにはいられない。欲を言えばもっと長くてよかった。
★ 非日常から日常への帰還(或いは幻想へ)

170分強という長い上映時間。
直訳のままで堅苦しいタイトル。
そして、白黒映画…ということで敷居が高く。
『ローマの休日』を仕上げたウィリアム・ワイラー監督の作品と耳にしても、食指が伸びなかったのですが…。

やはり食わず嫌いは厳禁ですね。
ベトナム戦争、イラク戦争…と題材は異なりますが「戦争から帰還した人たちが日常に馴染めないドラマ」は現代も同様のテーマですし、何よりも1946年に作られたとは思えないクオリティに心は鷲掴みなのです。

特にテレサ・ライト演じる《ペギー》が決意する場面。当時の世相からすれば、なかなか画期的な台詞回し。“強い女性像”に思わず涙腺が崩壊しそうでした。

また、帰還兵の《ホーマー》が服を脱ぐ場面。
劇中では似たような情景が繰り返されますが、一回目と二回目で対比できるのが見事な限り。ウィリアム・ワイラー監督の想いを感じてシビレましたよ。

やはり、大切なのは本質を見極めることですね。映画で言うならば、作品を統括する監督さんの想い。何を考えて作品を仕上げたのか…そこに着目すると映画をより一層楽しめると思うのです。

しかも、視点が偏っていませんからね。
これは時代を考えると驚異的だと思います。
戦争を美化するのではなく、反戦に傾き過ぎるのでもなく。時代を切り取りながらも、結論は観客に委ねているのです。さすがですね。

だから、本作の場合。
裏話(ヘイズコードへの反逆、ロケや細部へのこだわり、傷痍軍人の取り扱いなど)が、面白さを損なうどころか、驚きと興奮に満ちたエピソードばかりなのも当然なのでしょう。

なお、裏話の中には“後から知った”ほうが面白いものも含まれていますので、鑑賞後に調べることをオススメします。

まあ、そんなわけで。
画面の向こう側にある彼らの表情。
その活き活きとした姿に「真の名作は時を越えて輝く」と言いたくなる作品でした。うーん。いいですねえ。

最後に余談として。
コメント欄に2018年ベスト10を書きました。
だりあ

だりあの感想・評価

4.2
1946年、終戦直後のアメリカ映画。

戦地より戻った三人の男たちの、
それぞれの人生を3時間という長尺で
描いている。
戦勝国といえど兵士たちやその家族は
傷を負っており、その後の暮らしに
影を落としている事を痛烈に見せる
作品である。
ホーマーの腕の欠損は本物であり、
この時代の映画が持つ迫力の一端だと
言っていい。

「金もいい家もないが、二人で
頑張ってみないか」

これは戦禍を生き延びた人々の
心の声ではなかろうか、名作である。
青猫

青猫の感想・評価

-
戦争から帰って来た三人の分岐点。
戦争の英雄とは何なのか、社会のあり方が現代社会にも通づる名作。
kaomatsu

kaomatsuの感想・評価

4.0
終戦直後、兵役を解かれて家に帰る3人の帰還兵、フレッド、ホーマー、アル。同じ町に帰るために、たまたま同じ軍用機に乗り合わせたことから始まる3人の固い友情と、社会復帰後のそれぞれの日常生活を通して、戦争が残した爪痕を丁寧かつ繊細に描いた、巨匠ウィリアム・ワイラー監督の傑作。

元大尉のフレッドは、元々は百貨店の販売員。復員後、実家に戻るが、妻は家を出てナイトクラブの仕事を始めてしまっていたため、まずは妻を探すことに。フレッドが勤めていた百貨店は、別資本によって買い取られ、彼は復職に難儀する。青年のホーマーは元水兵。前線での撃ち合いや爆撃にはまったく無縁だったのに、不幸にも艦内で被爆し、両腕を失って鍵爪のような義手を装着している。家族、特に恋人は、変わり果てた自分の両腕を見てどう思うだろうかと、疑心暗鬼は拭えない。元歩兵軍曹のアルは、愛妻と二人の子供が待つ温かい家庭に戻り、無事に銀行員として復職する。アルの愛娘ペギーには、年頃にもかかわらず恋人はまだいない。帰りの軍用機の中で意気投合したフレッド、ホーマー、アルの3人は、それぞれの人生の再出発をきっかけに、ホーマーの叔父がピアノを弾く店で偶然落ち合う。このときアルは、妻ミリーと娘のペギーを同伴。すでに数軒のクラブをハシゴした後、いささかKYな主人の豪遊に付き合わされて呆れ顔の妻娘だったが、ペギーは図らずも、妻のいるフレッドに対して、道ならぬ恋心を抱いてしまう。その後ようやくフレッドが再会した妻マリーは、とにかく見栄っ張りで派手好き。復員後になかなか職に就けないフレッドに対して、次第に嫌気がさしていく。フレッドも同様に醒め始め、そんな心の隙間を埋めるように、ペギーの存在がフレッドの心を占めていく。そして、娘であるペギーが、妻帯である親友フレッドを愛していると知ったアルの複雑な心中。一方ホーマーは、自身が義手であることで好奇の目に晒され、家族や親類から異常なまでに気を遣われるのが耐えられず、自身の殻に閉じ籠ってしまう。恋人のウィルマとはすれ違い始め、ある日、心を開こうとしないホーマーに対して、ウィルマはとうとう別れを告げる。ホーマーとウィルマの関係と、フレッドとペギーの道ならぬ恋の行く末、それを憂慮するアルと妻のミリーの心中やいかに…。それぞれの人生や思惑が、同時に交錯してゆく。

年末になると、なぜか観たくなる作品で、今回で3回目の鑑賞になるのだが、観るたびに、そのポイントが変化している自分に気付く。初鑑賞時はとにかく、戦争の爪痕というものが、こうも日常に直結した形で残り続けるのだろうかと、元軍人たちのほろ苦い人生にやるせなさを感じずにはいられなかったのだが、今回はそれよりも、軍人として兵役を終えた男たちの固い友情と、そんな彼らを気遣い、優しく包み込む女性たちの、緻密にして繊細な男女の機敏や仕草が、ふとした所作や会話の中にぎっしり詰め込まれているのに感じ入った。それらを観るにつけ、男目線で恐縮だが、なぜ男が女を必要としているのかを示唆している作品のようにも思えてくる。やはりそこは、大作だけではないウィリアム・ワイラー監督の、地味ながらも普遍的な人間洞察の賜物と言えるだろう。
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