keko

スリーパーズのkekoのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
3.8
いつもより、ちょっと度を越えた悪ふざけが、少年4人の運命を変えてしまう、、、
実話を基にしたストーリーらしい。

一年の刑期で、少年院へ。
そこでは看守達による、暴力、性的暴行、、、
信じられない行為ばかり。
観ていて苦しい。

出所して、大人になっても決して消える事のない傷。

そして、彼らの看守達への「復讐」が始まる。

大人になった4人の少年の一人マイケルを、ブラッド・ピットが。検察官となって復讐。
そのやり方がまた巧妙!
ちょっと、バレないかハラハラだけど。

子供の頃から4人に寄り添う神父役に、ロバート・デ・ニーロ。
彼の静かな優しさが胸を打ちます。

ラストの4人が揃って笑ってるとこは、ハッピーエンドな様で、悲しい。
彼らはやはり、あの時に全てが変わってしまった事には変わりないんだと、、、
あんな悪戯をしなければ、、、
あの少年院に入らなければ、、、
彼らの人生は、どうなっていたんだろうと
考えずにはいられない、、、
keko

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