じゅん16g

スリーパーズのじゅん16gのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
4.0
初めて見た時の衝撃が忘れられない映画。

とある事件を起こし少年院に送られ、そこで辛い経験をした4人組の話。そして大人になった彼らのうちの2人が事件を起こし…。

よくあるタイプの裁判モノとは違う。あくまでもテーマは『復讐』。
最終的に4人組それぞれのその後に関しては、必ずしも幸せとは言えないかもしれない。
けど目的は事件を起こした2人を救うと言うよりも、『復讐』する為の裁判だったので、その後彼らがどうなるかというのはそれぞれの生き方としか言えないのかも。悲しいけどね。

彼らの言う『特別な夜』のシーンが好きだな。大人になってそれぞれ行く道も生きる世界も違うけど、みんなで集まれば子供の頃と同じっていう雰囲気がたまらなく好きだ。

年代や場所など、細かい設定は変えてあるものの、実際に起きた事件をもとに作られてるというのが衝撃だった。