E.T.ってレビューで書かれてるのを見かけたので、そんな感じかな〜と思って鑑賞したら、その要素は最後の方のみで、途中まではパニック映画かな?ってくらい恐怖を煽ってきます。
ジュブナイル映画として、ストーリーもちゃんとあるし、何より演出が素晴らしいです。列車事故とか、バスで宇宙人に襲われるシーンとか…迫力ありましたし、戦車もなかなかすごい。
ストーリーに関して言えば、恋愛・家族・友情・成長…と若干の詰め込み感はありますが、どの要素もうまく映画の見所として機能してるので、いい意味で重たくないさらっと見れる映画に仕上がってます。
軽く観れちゃう映画にするには、これくらい詰め込んじゃってもいいのかもしれないなーと思いました。
最後の最後まで、宇宙人の姿がハッキリとは映されないっていうのも良いです。
最後のペンダントのくだりも、あざといけど最高に良いですし。
そして、エル・ファニングの可愛さ。
ヒロインが彼女であることで、この映画の魅力が数段アップすると言っても過言ではない…そう思えるくらい綺麗。
演技力があること前提ですが、出るだけで映画に華を添えられるって凄いですよね。
ストーリーは分かりやすい青春の冒険がテーマですし、演出もキャストもバッチリ。少年たちのキャラクターも、まさにな感じでハマってます。
映画らしさが詰まった作品に思いました!