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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのshinefilmのレビュー・感想・評価

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ギャング映画ってイマイチ好きになれないのだけど、これはとても良かった。演出が惚れ惚れするほどに美しい。壁穴を覗く、光を見つめると交差し呼び戻されるように現れる過去と未来。エンニオ・モリコーネの映画音楽と相まってノスタルジックで、物哀しくて、胸がギュッとなる。瞳で全てを物語るようなデニーロが言うまでもなく素晴らしいのだけど、相棒マックスの青年期(山崎まさよし似)がとても好きだったし、出てくるだけで何故か寂しい気持ちになる。3時間半と家で見るには長すぎるけど、観て良かった。

ブックオフでサントラレコード見つけて思わず買ったのだけど、手が真っ黒になるくらい埃被ってたのを綺麗に磨き上げて針を落としたら、とても素敵な音が鳴りまして、レコードってほんと良いなぁとしみじみ思いました(良い買い物だった)
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