のんのん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカののんのんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

長いのです。わたしの文章のように長いのです。すっきり爽快では無いのに何故か何回もレンタルしてしまう。

電話の音まで長いのです。うるさい!早く電話取ってくれ!!

グッドフェローズのように、わははと笑うところも特に無し、アンタッチャブルのように、うひょー、かっこいいーと興奮するところも特に無し、ゴッドファーザーのように、コルレオーネファミリーに産まれたら、、、と妄想したくなるわけでも無し。

3回か4回ぐらい観てその度に3時間返せ!と思っている。(思ってないけど。)どうして観てるかも分からないのに観ている!

ジェニファーコネリーの可愛いさだけを観る為に何度も観たくなるってわけでも無いのよねー。

これ、デニーロがですね、ギャングだけれども、もう少し男気というか、もう少し義理堅い行動というか、ちょっとだけでもデニーロの気持ちに寄り添うことが出来たならもっと面白かったと思うのよぅ。やってることがこの映画の皆さん、かっこよくないと思うのよぅ。特に女性に対して。

しかし、デボラをレイプしたのが許せないという人もいるだろうが、あれはレイプとは言いたくないなぁ。好きなのにどうにもならないアホな男ってだけ。デボラもその後それがトラウマになったとは思えない。だって好きだったのだもの、デニーロのこと。

わー、こんなこと書いたら女性蔑視のようだわね。でも、あれをレイプにしちゃったら、この映画、あまりにくだらなくなるとは思わないか。しかしわたしも若い頃の感想は、なんなの!デニーロ!許せない!!と思っていたが、大人になったら変わった。大人になれない大人だけど。

最後はやたら、えーー、デニーロだけ可哀想じゃん!!!と思うのだ。これ、友情物語なの??と不思議だが、デニーロがジェームズウッズを最後まで親友と思っているというのが素晴らしいのだよね。だから結局この映画好きなのだけど。

そして音楽がね!!11月にエンニオモリコーネのコンサートがある。モリコーネの息子が指揮者で。映画って音楽がとてーも大切ですわね!

ちびっ子ギャングって名前はちびっ子だけど、本物は恐ろしいわぁー。そして阿片窟はどの映画でもドキドキする。阿片窟の女主人、瀬戸内寂聴かと思った!
のんのん

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