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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのchipのレビュー・感想・評価

3.9
映画好きの友達に、一番好きな映画音楽は?
と尋ねたところ…迷わず Once Upon a Time in America と。
作品も大好きだと言っていた。

3時間半の大作、知ってはいたがなかなか手を出せずにいた。
ギャングものはあまり得意ではないので…

友達のことばをきっかけに初挑戦!
NYの悪ガキたちが、禁酒法という時代の流れにのってギャングの卵になって、肩で風を切って歩いているけれど…
仲間を殺されたり大きな力に飲み込まれたりして、
裏切りがあって、逃げたり逮捕されたり。

時間が後先するので、?がまだたくさんある。
ラスト、ヌードルスの笑顔の意味とか…
マックスはどこに行ったか?とか…
自分なりの答えを探している。

でも…
少年だったヌードルスが隙間からのぞいた時、初めて見た少女デボラは女神のごとく美しかった。見つめる彼の表情もすごくいい。
酒の密輸のアイディアや、赤ちゃん取り違えとか…
結構笑ったし…(とんでもないことだけど)
飽きずに集中できた、面白かった。

モリコーネの音楽もとても美しく心地よかった。
終盤、静かにビートルズのYesterdayが聞こえてきたときは少々びっくりしたけれど…
過去を語るシーンだったかもしれない。

またいつか再鑑賞してみよう。
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