是枝監督が大好きで観ようと思った作品。
音の入れ込み方、人や風景の撮り方、自然な演技を引き出すテクニック、飾らない日常を作り出す天才だと思っています。
今回の作品も是枝監督らしさが出ていて、さすがだなと感じたのですが…
題材なのか、自分が大人になって忘れてしまっているからか、いつものドハマリ感がなかったです。
兄のまっすぐな思いや不器用さ
弟の天真爛漫で優しい心
分かる分かると感じながら…
なかなか引き込まれなくて…
子供たちの計画や旅
子供の頃だったら心踊るんだろうなと思いつつ…
母目線で移動手段、ご飯、泊まる場所とか心配したり…
まっすぐに受け止められなかった自分は子供の頃の何よりも好奇心と愛情が勝ってて、それだけで物事全てを動かしてしまう強さとか輝きが薄れてるなぁと感じました。
そうやって大人になっていくんだなぁと決してマイナスには捉えていませんが(^^)
夢を追う、仲間と共に、自分の全力を出す
なんだか優しい気持ちになりました。
