ずっと観たかった映画。
終始重いと聞いてたから、なかなか覚悟ができずにようやく観れた作品。
終始ドキドキが続くがただ重いのではなく、フィリップス(トム・ハンクス)の心情や海賊達の心情を会話や表情から丁寧に映し出しながら進んでいく。
フィリップスの賢さや海賊に屈しない姿勢、しかし限界を迎えた時のあの迫真の演技。
トム・ハンクス作品、大好きですが…
改めて本当に素晴らしい方だなと。
なんでこんなに惹き込まれるのか。
演技?ではないような感じがして、入り込んでしまう。
海賊たちも本当はこれがしたいわけではない。自分達の夢もある。優しさだってある。故郷があり、仲間もいる。でも生きるためには、命令には。
生きるため。
そのための道が違うだけ。
それでも行った行為は許されない。
これが実話だとは。
終わったあとの充実感が得られる良い作品を観ることができて、気持ちが高まってます。