このレビューはネタバレを含みます
両親の離婚で離れて暮らす兄弟。新幹線がすれ違う瞬間に奇跡が起きて願いが叶うと噂を聞き、それぞれの友達と共にその場所を目指す物語。いつも思うけど、この監督の映画は子どもたちの演技がリアルでいい！みんな生き生きしてて自然体。ドキュメンタリーみたいな撮り方と実にマッチしていました。そしてこの映画を観てると、自分の子どものときの記憶が続々と甦ってきました。そうだ、子どもって大人が思う以上にいろいろ考え、悩み、生きている。そして目の前のことにひたむきで、全力でダッシュしていた。願い事をして、旅が終わっても、全てが劇的に変わったりはしなかった。そんなことも、たぶん最初からみんなわかってた。そしてこれからも現実と折り合いをつけて生きていく。しかし、みんなで共有した思い出は永遠に残る。みんなの本気の想いは、ずっと残る。そんなことを考えて、胸がキューンと締め付けられました゜゜(´O｀)°゜
