奇跡のネタバレレビュー・内容・結末

「奇跡」に投稿されたネタバレ・内容・結末

両親の離婚で離ればなれになった兄弟が、家族が元通りになることを願い奔走する物語。

復縁はしないまま物語は終わり、個人的にそれまでのうちに子どもたちに感情移入していた分その面に寂しさはあったけど、当の子どもたちはすっきりした様子だった。

無理に一緒にいなくとも、今の生活に幸せがあることを感じられたのかなと。

海街diaryにしろ万引き家族にしろ、是枝裕和監督の、多様な家族の形の表現が好き。

キラキラした家族でなく、ちゃんと現実的で、哀しさも経験した上での穏やかな幸せある家族を描いてくれることで、私も乗り越えようと思わせてくれる。

奇跡、素敵な作品でした!
親が別れて、鹿児島と福岡に別々に暮らすことになった兄弟。
間もなく開通する九州新幹線が鹿児島と福岡からそれぞれ発車してすれ違う時、奇跡が起こると信じて、家族が元通りになるという願い事をするために熊本目指し、それぞれ小学校の友達を連れて旅に出る

和製スタンドバイミーのようで、小学生時代のようなピュアな冒険心がくすぐられる作品

主演のまえだまえだの演技がすごく良いし、小学生の橋本環奈を見れる!すでに可愛くてて今より声ハスキー

お気に入りのシーンは
·弟とお母さんの電話でお父さんに似てるから嫌われてると思ったと言うところ
·弟がお父さんを説教するところ。「いろんなこと我慢してるから、父ちゃんもも我満してな」
·保健室の先生が味方になってくれるところ
·最後の願い事言う前の回想シーンとみんなとピュアな願い事

願い事をしても叶わないのは薄々分かっていた兄が、いざ電車がすれ違った時に、家族のことを願わなかったのは、現実を受け止めて前を向くという成長を感じたと同時にすごく切なさも感じた
常にほっこり。

何の癖もなくて、子役たちの天真爛漫さに終始癒される。樹木希林はネイティブのような鹿児島弁らしい。

あと、やっぱりオダギリジョーはかっこいい。
子供たちが夢を語り合ったり、どんな奇跡が起こるのか話しているシーンを見ていると、「子供」だからこその考えなどが聞けて微笑ましかった。
大人たちの語る夢とは違う、現実をまだ知らないからこその話し合いで、懐かしくも思えた。

何も知らないからこそすぐ行動に起こす子供の考えは、危なっかしくも思えるが、知りすぎてしまってる大人にはできないことだと思う。

兄弟が背中を合わせて話すシーンはなぜか、涙が出てきた、、
今見ると出演者が奇跡のような感じも知る。

オダギリジョーと長澤まさみの売れないバンドマンと学校の先生役がとても似合ってました。
また小学生の橋本環奈と平祐奈なんかも出てて今を知っているからかもしれませんがオーラの様なものを感じます。
橋本環奈ってあの喋りは演技じゃなくて昔からこうだったのかとどうでもいいことを思ったりもしました。
ストーリーとしては夫婦間の中が悪く別居で鹿児島と福岡で離ればなれになった兄弟がまた一緒に暮らせるように新幹線が交差するところで願いを言えば奇跡が起こるということを信じ実行しに行くっていうストーリー

所々子供たちにアドリブというかフリーでやらせているように感じるシーンもありそれを受け入れられるか否かで評価は変わると思います。
自分は前述したとおり子役といっても実力がある子役ばかりだったので良いほうに傾きました。
学校をずる休みして自分たちで漫画とかフィギュア売ったりしたお金で切符を買って友達を出かけるというワクワクするシーンや小学生だけなので補導されそうになり見ず知らずの老夫婦の家に孫ですといって泊めてもらうシーンなど特別大きい出来事が起こるわけでもないが終始見ていてじんわり心が温まる。まぁいつもの是枝監督作品という感じでした。
肝心の願いについてはいろいろあるが自分はある男の子の"父親がパチンコをやめますように"という願いに一番心を打たれました。
奇跡を信じる子供たちに心が打たれる
とくに弟とお母さんの会話が悲しい
真面目な兄と天真爛漫な弟、兄弟間の思いの違いが少し切なかったけど、旅の中で分かり合えて良かった。
結局奇跡は起こらない。でも旅から帰ってきた子どもたちは大きく成長していた。
子どもって大人よりももっと色々なこと考えて成長していく。
くるりの挿入歌が爽やかでちょっと切なくて良かった。
家族でまた一緒に暮らせるかもしれない。奇跡を信じて旅に出て、結局何も起こらないし状況は何も変わらないのに、心の成長によって帰り道は別の世界が見えているという構成がすごい。行ってただ帰ってくるだけの映画なのに味わい深い。

特に、始まりと終わりで二回出てくる兄の「父ちゃんをよろしくな」の意味が心の成長によってガラッと意味が変わってくるところなど非常に味わい深い。

奇跡を唯一信じていた少年が諦めがついてしまったことによって、一緒に暮らす未来は永遠に閉ざされたと思うと観てる側は切ない。。

そして、エンディングのくるりが染みる。

1番好きな映画。
叶わないと知りながら願ってみたり、届かないとわかっていても叫んでみたり。

子どもだってそれくらいはわかっていて、でもどこかで「もしかしたら」なんて思ってる。その「もしかしたら」の純度が少しだけ見せてくれる、奇跡みたいなもの。

大人が思うよりもずっとずっと、子どもはいろんなことを知っていた気がします。

いつも生足の図書室の先生(長澤まさみ)もいいけれど、ズルを教えてくれる保健室の先生(中村ゆり)もいい、ってこととか、ね。
子供達の大冒険。バーバー吉野に次ぐ和製スタンドバイミーといったところでしょうか。新幹線がすれ違う瞬間に願い事をすればその願いは叶うという噂を信じ仲間達とその場所を目指し奮起する姿はまさに青春。大人に複雑な社会があるように、子供達にも社会があるわけで、様々な大人に囲まれながら自分なりの答えを模索する姿は純粋な気持ちにさせてくれます。大人に悟られない様に奮闘する姿をまえだまえだが好演しており、それを理解しフォローする橋爪さんの姿がなんとも哀愁漂う感じで、想像以上に楽しめる作品でした。忘れてしまった何かに再び出会いたい方は必見な作品。
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