何度見たかわからない
それでも
あるいは
だからこそ
冒頭の解説から涙腺が崩壊する
家族
夫婦
親子
仲間の絆の
大切さ
傷ついた大人
心の陰を持つ大人に
生きる喜びを与える
ボールルームダンス
の素晴らしさ
いや、
それがボールルームダンス
でなくても良い
何かに打ち込むことの大切さ
生きる為に必要なこと
それがたくさん
詰まっている
大人のためのファンタジー
日本の誇るダンスコメディ映画
何度も見たくなる
何度見ても良い
今見ると
役所公司がかなり若い
もう
30年前か
草刈民代は
今見るとぼくでも分かるほどの
「役者では無い感じ」が
当時は何か近寄りがたい
崇高さを感じさせたりした
しかし
そのダンスの素晴らしさ
ブラックプールでの緊張感
凛とした姿
その美しさは
この映画の格を数段あげている
そしてブラックプールと
この西武線沿いの落差が
なんとも庶民的な雰囲気を醸し出し
こんな近くにも
夢のような世界があることを
悟らせてくれる
このほかにも
出演者は
日本のレジェンドばかりだ
特に渡辺えりの存在は大きい
役所広司と渡り合えるには
彼女くらいの役者がちょうど良い
たま子先生の包容力
優しさがこの映画包んでいる
華麗なステップも素晴らしい
しかも、
シャルウィダンスの曲で
ユルブリンナーよろしく
役所広司をグイグイとリードして
豪快に踊る姿の素晴らしさ
レビューを書きながら
思い出すだけで涙腺崩壊
たま子先生役の
草村礼子は
これが映画2本目かぁ。。。
本作が当たり役で
その後の出演本数がすごい
僕も
生涯現役でいたいなぁ
ああ、
どの場面を切っても
語り尽くせない
30年経っても
色褪せることがない
僕にとって
心から
愛すべき日本映画の一本