Uske

Shall we ダンス?のUskeのレビュー・感想・評価

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)
4.5
なんだこの最高の映画は!!

まず役所広司演じる中年サラリーマンの気持ちがわかりすぎた。最初から最後まで。
想像できてしまう老後までの時間をただ普通に生きているだけの日々のなかに、ふと心に咲いてしまったダンス(の先生)への興味。

邪念を持ちつつも勇気を出して飛び込んだダンスの世界で、社交ダンスがだんだん上手くなって行くんだろうなとは思っていたけど、ストーリーの本質はそんなところに留まっておらず。

草刈民代のダンスも容姿も美しすぎるし、控え目なオッサンにとって眩しすぎる存在でしかない。

その他の先生や仲間の存在感もじゅうぶんすぎるほどあったし、奥さんのヤキモチやら応援やらの気持ちの変化も共感できた。

全員の設定がどれも程よく絶妙だった。

これは自分が1995年当時に中年サラリーマンでいたら、普通にどハマリしたと思われる。
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