やすまりあん

バッドボーイズのやすまりあんのレビュー・感想・評価

バッドボーイズ(1995年製作の映画)
3.3
良くも悪くも90年代前半のアメリカ映画(笑)
めちゃくちゃな刑事がめちゃくちゃしてめちゃくちゃに撃ちまくってめちゃくちゃに人が死んでめちゃくちゃ爆発して最後はなんだかハッピーエンドって映画。
そういう映画はわりと好きなのだけれど、これはあんまりはまらかった。
どの辺かなーと考えると、①「敵に魅力がない」ただ金儲けしたいだけで、信念も背景も知恵もない。ジュリイさらうシーンとかのなんも考えてなさがすごい。
②「ヒロインに魅力がない」ジュリイにも魅力的な軸がない。めんどくさいただのわがまま女のまま終わってしまった
③「バディものなのに、バディの描写がいまいち」マイクとマーカスの関係が既にできあがっちゃってるから、途中のかけあいもほんとにただの口喧嘩にしか見えない。なんだかんだに大事にしてて、命懸けで助けるみたいなシーンがそんなになかった。

でもマイクがマーカスを危機一髪で救うシーンや、最後のカーチェイスは見応え抜群。
撮影技術は確かによくて、最近の映画を見ているようであった。
ウィル・スミスっていっつも走ってんな。