優しさでいっぱいだった…。
設定だけ聞くとギョッとするかもだけど、ひとりの人間の成長の物語。
少年から大人になるための道を歩んでいく話。
ライアンゴズリング演じるラースがかわいくて優しい。あとなんかまるい。
まわりのひとも最初はやっぱり動揺するんだけど、それでも優しい。
それはみんなラースがすきだからで、だからこそラースが愛するビアンカもすきになれたんだと思う。
途中からたぶんまわりのひとも、あと観ているわたしにもビアンカは生きているように見えた。
だから終盤はうれしい気持ちもあったけどつらかった。ところどころ涙も出てしまった…。
彼が自分で決めたことだってわかっているけど、支えを失うことはつらいことだ。
きっといろんなことをラースはビアンカと乗り越えたんだと思う。
純粋にいい作品。