みやぐーふ

ラースと、その彼女のみやぐーふのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
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優しさでいっぱいだった…。
設定だけ聞くとギョッとするかもだけど、ひとりの人間の成長の物語。
少年から大人になるための道を歩んでいく話。

ライアンゴズリング演じるラースがかわいくて優しい。あとなんかまるい。
まわりのひとも最初はやっぱり動揺するんだけど、それでも優しい。
それはみんなラースがすきだからで、だからこそラースが愛するビアンカもすきになれたんだと思う。

途中からたぶんまわりのひとも、あと観ているわたしにもビアンカは生きているように見えた。
だから終盤はうれしい気持ちもあったけどつらかった。ところどころ涙も出てしまった…。
彼が自分で決めたことだってわかっているけど、支えを失うことはつらいことだ。

きっといろんなことをラースはビアンカと乗り越えたんだと思う。
純粋にいい作品。
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